
大学に入る前、どの学部に行くかでかなり迷っていた。
法学も政治学も経済学も歴史も興味があったのに、どれか一つに決めろと言われる。
正直、無理があった(結局、すぐに大学の教授の授業からは何も学べないことには気づくんだけど)。
社会人になり、独学を続けるうちに気づいたことがある。
独学とは、大学をやり直すことではなく、“自分専用の大学”をつくることなのではないか。
名付けるなら「パーソナル大学」。
誰かが決めたカリキュラムではなく、自分が必要だと思う科目で構成する大学である。
ここ数カ月、MBA科目を勉強しながら、法学・政治学・経済学・歴史も学ぼうと試みている。
ふと気づいたのは、これらが日本の主要五学部をほぼカバーしているということだ。
そして驚くべきことに、
「法×政×経×歴+MBA」だけで、この五学部の“中心部分”はすべて押さえられる。
専門研究の深さでは大学に敵わないが、
社会人に必要な「制度」「政策」「市場」「歴史」「企業活動」の五つが揃う。
これはすでに“学部の再構築”ではない。
もっとわかりやすく言えば、
自分のために大学をもう一度つくり直している状態だ(大げさに出たな!)。
入試で無理やり一つに選ばされた学部に縛られるわけでもない。
ただ、自分の今と未来に必要な科目を、静かに積み上げていくのみ。
パーソナル大学の良いところは、学部横断がデフォルトなところだ。
法学でルールを知り、政治学で制度の動きをつかみ、
経済学で市場の力学を理解し、歴史で長期的視点を手に入れる。
MBAで企業の動きを具体的に理解する。
これだけで、ニュースの裏側が見えるようになり、
仕事での判断に良い影響が与えられる。
理系にも興味はある。
老後に時間ができたら、数学や物理をゆっくり学んでもいい。
だが、現役のあいだは文系の基礎教養を固めるつもりだ。
結局のところ、大学は一度きりの選択だった。
でも、社会人の独学は違う。
学部は、あとからいかようにも組める。
そして大学そのものだって、自分用につくればいいのである。
ちなみに、学びのツールは本だけではない・・
だが、どうしても法律だけが、動画で手軽にカバーできるサービスが見つからない。
法学部レベルの知識を、社会人向けの動画で体系的に学べる環境が、まだ十分ではないのであえる。
もちろん、資格・試験向けの講座は存在する。
だがそれらは「合格を目指す」ための構成になっており、教養・実務理解目的のには少し重く、値段も高めだ。
社会人が夜間・短時間で進めるためには、もう少し軽く、月額定額で「見放題」か「パック料金」の動画サービスがあってもいい。
たとえば、
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月額3,000〜5,000円くらいで、法律入門+ビジネス法務+改正法対応の動画が見放題。
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法律の初心者でもわかるように「実例」→「条文」→「ビジネス応用」の流れがある。
法律の動画系サービスが「適度な値段」で登場することを心から期待している。
それが整えば、法・政・経・歴+MBAの5軸が動画ベースでもほぼ揃うからだ。
おしまい