一匹狼の回顧録

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ビジネス書まとめ本のススメ

僕は昔からビジネス書が大好きなのだが、いかんせん読書をするためのまとまった時間が取れない。まともに腰を据えて一日中本を読める休日など、月に一度あるかないかである。読みたい本は山ほどあるが、これではいつまでたっても読み終わらない。

そこで、最近は手っ取り早くビジネス書のエッセンスをインプットするために、「ビジネス書まとめ本」の類を読んでいる。

この種の本は、各ビジネス書のエッセンス(著者紹介・あらすじ・キーワードなど)を数ページに収めたものなので、一冊の記事について2〜3分で読めてしまう。

 

たしかに、一冊のビジネス書の核心(=著者が本当に言いたいこと)となるポイントはそれほど多くはない。

後ほど紹介する『人生を勝ち抜く! 「成功本」50冊 超読書術』『明日使える世界のビジネス書をあらすじで読む』の著者である水野俊哉氏曰く、「ざっくり言って、1冊の本に書かれている真実の量は1%、つまり200ページの本であれば2ページだけが真実と割り切ってしまって間違いはない。」と言っているし、以前書評に書いた『レバレッジ・リーディング』の作者である本田直之氏も、「基本的に重要ポイントは本の2割くらいしかありません。そして、その重要ポイントの8割を拾えれば良しとします。本一冊で100%、重要なポイントは20%でしかなく、そのうちの80%を抽出するわけですから、その量は全体の16%になります。200ページの本としたら、わずか32ページ分がその総量になります。」と述べている。

関連記事:【書評】『レバレッジ・リーディング』本田直之

 

おそらくこの種の本は邪道なのだろうが、ビジネス書に詳しい著者が各ビジネス書の重要ポイントを抽出してまとめてくれているので、学習効率は驚くほどいい。未読本はもちろん、かつて読んだ本の内容を復習するのにも向いている。

ということで、今回はオススメの「ビジネス書まとめ本」を4冊ほど紹介する。

 

1.『人生を勝ち抜く! 「成功本」50冊 超読書術』水野俊哉

 「成功本」とあるが、定番のビジネス書を50冊が紹介されている本。その中でも「マストバイ成功本9冊」として紹介されている本は、必ず読んでおきたい本が並んでいる。Kindle版は固定レイアウトなので、気になる人は注意。Part1で著者自身の失敗談と成功本を読んでからのサクセスストーリーもなかなか面白い。

 

2.『明日使える世界のビジネス書をあらすじで読む』水野俊哉

1と同じ著者で、同趣旨の本。こちらは99冊のビジネス書が紹介されている。見たところ、『人生を勝ち抜く! 「成功本」50冊 超読書術』で紹介されている50冊はほぼすべて網羅されている印象。こちらの方が冊数が多いため、1冊に割かれている文章量が少ない気がする。

 

3.『世界のエリートが学んでいるMBA必読書50冊を1冊にまとめてみた』永井孝尚

前出の2冊と違い、本書は海外のMBAホルダーの必読書をまとめた本ということで、ピックアップされている本に自己啓発本は含まれていない。戦略論やマーケティング、リーダーシップに関するものなど、実際のビジネスシーンに活かせる知識を吸収したいのであれば、本書が一番適当と言えよう。 

 

4.『見るだけでわかる! ビジネス書図鑑』グロービス

イラストが充実していてわかりやすいが、収録されている本は35冊と少なめ。また、選書の基準が、「とっつきにくいけど奥深いもの」としているため、定番のビジネス書でない本も混じっている。そして、領域も絞られておらず、『サピエンス全史』『夜と霧』などビジネスとは直接関係ないものも含まれているので、定番のものは抑えたけど、さらに教養のためにプラスα勉強したい人向けかと。

 

まずは、『人生を勝ち抜く! 「成功本」50冊 超読書術』を読んでおけば間違いないと思う。

 

 

おしまい