一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

書評『天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。』山口真由

先日受けた宅建試験のおかげで勉強熱が高まっているので、今日は勉強に関する本をご紹介。

 

天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。

★★★★☆

 

本書では、華やかな見た目とは裏腹に、根性で一点突破してきた著者が提唱する努力のやり方について余すところなく語られている。

これまで著者の山口真由さんを詳しく知らなかったが、経歴を拝見するととんでもなく優秀で、東大に現役合格→3年次に旧司法試験合格→4年次に国家公務員試験一種合格→東大主席卒業という異次元のキャリアの持ち主(笑)。

さぞかし天才かと思いきや、実際はとんでもない努力家で、常人にはなかなか真似できないレベルの根性がある。本書の中で山口さんは『「努力する」というのもひとつの技術』と言っているが、それを裏付けるエピソードが満載である。

本書では、彼女の言う「努力」を具体化する方法論が37個に分けて紹介されており、全てを取り入れるのは不可能かと思うが、自分に合いそうなものをいくつか試してみるだけでも、あなたの目標を成し遂げるためのヒントになるかもしれない。

 

彼女の司法試験受験中のエピソード。19時間半勉強はすごいの一言。かく言う一匹狼も大学受験直前期は15~6時間は勉強してましたが(ドヤ)。

私はものすごく努力家といわれます。司法試験の口述試験前の2週間、睡眠時間は3時間、食事の時間はそれぞれ20分、お風呂の時間も20分と決めて、母と1日に10分電話で話をすることだけを息抜きにして、残りの19時間30分をすべて勉強に注ぎ込んだという話をすると、多くの人が驚きの表情をします。
(まえがき)

 

努力=反復・継続とのこと。テキスト・参考書の類は通しで7回読むのがデフォルトのようです。

「努力すること」とは何かについてです。私にとってあることのために努力することは、その何かを「反復・継続」することを意味します。
(方法1 なぜ人は努力することができないのか?)

 

個人的には参考書の選び方の項が参考になった。どの参考書も概ね同じような情報は盛り込まれているので、手にとってレイアウトを確認するのは非常に大切だと思う。

不安になっても、自分が決めた1冊を読み通す。そのためには、選んだプロセスが大切になるので、基本書は必ず大きな書店で買うようにしましょう。
あらゆる選択肢のなかでベストだと思う本を選んでいるという自信が、努力を続けるには大切なのです。
(方法12 基本書のネット注文はNG)

 

全体的にやや上から目線で気分の悪いところもあったので★4つとした。まあ、実際雲の上の方なので別にいいんですけどね(笑)

勉強法が体系的に整理されているわけでもなく、ご自身の成功体験に基づいて主観的に書かれた部分も多いので、どこまで参考になるかは個人差があると思うが、とにかく勉強のモチベーション上げたいという人にはうってつけの本だと思う。

アマゾンでは、論理的でないとか科学的でないとか色々と書かれていたが、自己啓発書なんて1箇所でも2箇所でも参考になるところがあればよいわけで、自分の参考になる部分だけ取捨選択して選んでいけばよいんですよね。

 

おしまい