一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

僕にとって出世競争と自分磨きの両立は難しい

一昨日からの体調不良(主に下痢)が続き、今年のクリスマスイブは家でゴロゴロしている。

この前準即した取引先の田舎子からメリークリスマスLINEが来て小躍りしたくらいで、ごく平凡な金曜の夜だ。

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ベッドで何もせずにゴロゴロとしていると、自分の今後のキャリアについていろいろと悩んでしまった。

思い返せば、2018年に会社の先輩とバトルをして左遷されてから、約4年間今のルート営業の部署でラクラクサラリーマン生活を送ってきた。

しかし、ここに来て水面下で本社中枢部門への異動の話が出ていて、そうなれば一気に元の社畜生活に逆戻りだ。感触的に今のところ確率は半々といったところだ。他の優秀な人材と天秤にかけられているのだろう。

 

新卒で会社に入り、10年以上社畜一筋で過ごし、左遷された直前は多忙を極めニュースすら見てなかったし、本もロクに読む時間がなかったし、日記も付けていなかったし、このブログも書いていなかった。何とか頑張って続けていたのは女遊びくらいだ。

皮肉なことに左遷後にプライベートに割く時間が急激に増えたことで、読書・勉強・運動など生産的な活動に向ける時間ができ、視野を広げ教養が深まりサラリーマンとしての付加価値を高めていけたのだと思う。そんなことが少しずつ評価され、今回の話に繋がったのだろう。

基本的に僕の勤務先は昔ながらの日系企業なので、一度出世競争から脱落すると敗者復活的な人事はないと思っていたので、生涯ルート営業でマッタリ給料(年収約1000万)をいただこうと思っていたが、まさに寝耳に水の事態だった。

 

社畜と楽園の部署双方を経験し、今の勤め先で出世競争と自分磨きの両立は非常に難しいということがわかった。

・早く会社に行き遅く帰って頑張ってるアピール
・深夜まで上司・先輩に飲み会に付き合う
・休日上司・先輩とゴルフに付き合う(これは僕はやらないが)
・根回しなど社内政治に汗を流す
・社内向けの資料作成に時間をかける

こんなことをやっているうちに拘束時間が際限なく増大していき、自分磨きに使う時間など残されないのだ。体力・気力が充実している人はきっと睡眠時間を削ってでも本を読むんだろうが、自分にはそんな能力はない。

 

社内で出世することの価値は年々減っているはずなので、もし今回の異動があったとしても、他の兵隊たちと一線を画して、朝晩ニュースはしっかり読んで、たまには英会話、土日は読書といったような生活が叶えばいいなと思っている。

そこまでいうなら、今回の異動自体断ればいいじゃんという話なのだが、昇進&給料アップの近道を提示されてしまうとなかなか断るのは難しいものだ。

まあ、力及ばずで再度左遷された場合に、またマターリモードに戻ってもいいかなと思っている。その時何歳になってるかわからないけどね。

ストナンとかもできなくなりそうだし、QOLは激落ちする気がする。まあ、選抜されるか決まったわけではないのでこれは杞憂とも言えるのだが、久々に悶々とした元旦を迎えることになりそうだ。性欲を発散してくれる既存さんもいないしね。

 

おしまい