一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

旅に出たい、旅に出る意味。

引きこもっての勉強生活もあと3日だ。3日後の今頃には晴れて自由の身である。未だに模試の問題で初見だと解けない問題とかもあり、正直合格は五分五分かなぁという感じだ。まあ、日経新聞を毎日読んでいるとはいえ、FPは普段仕事で使わない知識のオンパレードなのでかなりキツい。早くこの苦行を終えたい(とはいえ、受からないとまた4ヶ月間苦行に耐えないといけない、だから一発で受かりたい)。

 

さて、こうして室内にこもってばかりいると、無性に外の世界、とりわけ知らない世界が恋しくなるものだ。久々に海外行きたいなぁ。。

若い頃、一時期海外旅行にハマって、毎年その時その時の恋人と1週間ほどバカンスに出かけていた。これが私の価値観に大きな影響を与えた。

言葉にすると月並みなのだが、日本では当たり前と思っていたことに大変ありがたみを感じることができる。私が愛する3つ(本・面白い人・旅)に旅がランクインするのもそうした経験ができるからだ。

 

とりわけ、ロサンゼルスの中心地を歩いた時は衝撃であった。

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↑当時の写真


ロサンゼルスは洗練された高層ビル群(ビジネス街)とスラムが徒歩圏内というのが面白い特徴。緩衝地帯として道が1本あって、そこを越えれば知らないうちにスラムという感じ。

日本で言えば、東京駅の丸の内と西◯のあ◯り◯地区が隣り合わせというイメージ(さすがに極端か)。

なお、上の写真は一般人が行けるギリギリラインを目指して歩いている最中に撮影(本当はもうちょい攻めれたと思うが、うら若き女性を連れていたので・・)。

写真の場所の近くにも、明らかに薬でラリっている人が叫んだりしていて怖かった。

やはり、日本は平和です。それを再確認するのが私の海外旅行の主目的(笑)。綺麗な風景なんて見るより、ヤバい風景見て、ヤバい人見て、日本サイコーって噛み締める方がオススメですよ。

 

これとは別の日だったが、ツアーでハリウッドに行った。

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↑当時撮影したHollywoodの看板。遠過ぎ(笑)

 

ホテルとの往復がバスだったのだが、帰りのバス発車前に時間があったので、好奇心でバスに財布と携帯を置いたまま近くを散策していた。

「もし迷って戻って来なかったら自力で帰るからw」と恋人には冗談で言っていた。

 

展開が読めたかもしれないが、案の定迷ってしまった(笑)。一文なしで異国で彷徨うというまさかの展開に青ざめる若き日の私。

あぁ、終わった。地下鉄に乗ろうにも1セントもないし、まずは警察に行くか、英語喋れないけど・・と絶望的な気分で辺りをうろついた。スタバの店員助けてくれるかな、、でもアングロサクソンだし「ファッ◯ジャッ◯」とか言われそう、、とか考えながら歩いた。

 

そうこうするうちに、出発の時間はとっくに過ぎたが、ひと回りしてバスの発着場所に戻ってこれた。

当然、バスはもういない。

 

当然、恋人も・・

 

 

 

呆れた顔で立っていた。

女神や・・

と私が人生で女性に一番感激した瞬間である。

「この娘と結婚しよう!」と旅行中は思っていたが、数ヶ月で別れた(笑)

良い想い出です。

海外旅行行きたいなぁ。

 

おしまい