一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

カスハラしてくるクライアントとの戦争

最近仕事のことばかり書いてるな・・

それだけ一日のうち仕事の時間が伸びている一匹狼です。

 

とはいえ、数字は出ているし、ストレスをかけてくるクライアントとは戦争を辞さない態度で臨んでいるので、メンタル的にはあまりキツくない。日中上手くサボって読書・勉強している時間もあるし。身体がただただしんどいのだ。

身体がしんどい理由はひとえに長時間労働によるものなのだが、営業の経験のある人はわかると思うが、ごくごく少数のクライアントが大半の時間・体力・気力を奪ってくるのが常である。まさしく「パレートの法則」そのものであり、2割のクライアントが8割のトラブル・ストレスをもたらしてくると言っていい。

 

・通信手段が常に電話
・高圧的な態度
・無茶な納期

こうしたカスハラ(カスタマーハラスメント)をしてくるクライアントとは戦争をする。もちろん、数字をたくさんいただいている企業なら百歩譲ってなのだが、カスハラしてくる企業に限って、ほんの小さな契約で過大な要求をしてくるのである。

 

もちろん、最初から戦争に突入するわけではない。

こういうクライアントにはまずは「説明」をする。当方の人員的なキャパなどで即時対応は難しい、と。だが、これで納得してもらえるのは、せいぜい1〜2割。元々知能が足りない人たちなので、説明で足りるようなら初めから無茶は言ってこないのだ。

それでもダメなら次は「放置」である。当該クライアントからの数字は捨てるのである。捨てられる規模感の取引先であれば、上司に報告の上、対応を一切辞めてしまう。アフターサービスはコールセンターに任せる。「説明」「放置」を合わせて6〜7割は、ストレス要因から消し去れる。

 

問題は、救いようのない残り約3割のクライアントである。「放置」したら会社に凸電してきたり、上が謝罪に来いなどと喚き散らすような輩だ。

こうなったら「戦争」である。

上司に「開戦」の許可を得る。「放置」の段階で、問題ありクライアントという認識を上には与えてあるので、そんなに難しくはないだろう。

電話で(やんわりだか毅然と)こちらの要望に応えてもらえない場合は一切取引停止する旨の最後通牒を行い、以後全てのやり取りをメールで証跡として残す。大抵電話がかかってくるのだが絶対に出ない。

その結果、困っている相手を見るとザマァぁぁwwと超痛快な気分になる。たまに泣きが入るが絶対に許さず、基本的にメール対応(しかも順番は一番後回し)とする。

 

まあ、こんなことをしている私自身、営業マンとしては超問題児の部類に入るのだが、こういう振る舞いが社内で許されるためには、

・数字をしっかり出す
・上司・同僚からの信頼を普段から得ておく
・代えが効かない特殊なスキル・豊富な経験を身につけておく

といった日々の積み重ねが必要だ。簡単に言うと「いなくなったら困る」社員ということを社内の人間にわからせておくのだ。

 

やらせれてばかりの受け身の営業はつまらないけど、こうした客を選べる能動的な営業であればもっと楽しくなりませんか?

結局、元々の能力よりも、同じ部署に長くいることが一番の近道なので、上手く転勤を回避して、社内で自分のポジションを作っていきましょう。

 

おしまい