最近、家の冷蔵庫を空っぽにし、水だけ置く生活をしている。
仕事が忙しくてなかなかコンビニに行く時間と気力もないので、飲みに行かない日は意外と1日1食が実践できている。
腹が極限まで減ってからメシを食うという、非常に合理的な生活をしていると、2〜3日でかなり体重が落ちる。
そして、闘争心がヤヴァイことになってくる。
昼も夜も眠くなりにくく、寝る前も外で全力ダッシュをしたり、サンドバッグを思いっきり蹴ったりしたい衝動に駆られる。布団に入ってからもひたすら腹筋。何より身体が軽い。
こんな飽食の時代だからこそ、男に必要なのは「飢える」ことだったのかもしれない。まさしく「ハングリー精神」である。
理化学研究所(理研)のある研究によると、ゼブラフィッシュの闘争行動を調べ、空腹状態にあるゼブラフィッシュがケンカで敗北しにくくなる神経メカニズムがあることも発見されている。強いオスはすなわち空腹なのである。
逆に言えば、人は満腹になると怠惰になり弱くなるということだ。
誰もが経験したことがあるだろうが、あの昼食後の眠気なんて、生産性が落ちてまさしく人生の無駄遣いという感じだ。
食べる時は、腹五分目程度で、よく噛み、大盛は決して頼まず、間食はしない、を徹底する。
それにしても、ここまで自分を追い込めるサラリーマンもなかなかいまい。
こういう極限まで追い込む生活をしていると、自分に妙に自信が湧いてくる。
1日ならできる人が多いと思うが、これを続けるのはなかなか根性がいる。
とにかく今は細い男がモテる時代だ。
しかも、自由時間が圧倒的に増えるというオマケつき。
アナタも、根性で1日1食生活をやってみないか?
おしまい