一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

飲んでから仕事するスキル

最近、酒を飲んでから仕事を通常スピードで再開するスキルを身につけた。

ごくたまに早帰りだとか言って上司・同僚に誘われ19時半スタートとかで飲み始めることがあるのだが、21時半くらいまで飲んでから、その後家で仕事を処理できるようになってきた。

 

ビール+居酒屋のハイボール2杯くらいまでであれば、帰り道に500mlのお茶を飲み干せば、家に着く頃には頭がクリアになっている。

帰宅後は社内宛のメールを返したり、作りかけの資料の体裁を整えたり、録音した音声を基に議事録を作成したりしている。

(社外宛のメール送信などは情報事故リスク等の観点からさすがに控えている)

 

『コンサルティング会社 完全サバイバルマニュアル』というコンサル業界の実態を赤裸々に記された本があり、その本で、飲み会後に全員オフィスに戻り黙々と仕事をするシーンが書かれているのだが、自分の勤務先でも、21時台までに飲み会を終えた場合、オフィスに戻るメンバーも多い。

自分の場合、メインを議事録作成にしたいので、音声に集中するため在宅にしているのと、上述のとおり水分を採って頭を復活させたいので家で仕事をするようにしている。

 

この本でも、その日のうちに会議の議事録を書き上げる重要性は繰り返し強調されていて、議事録は会議時間と同程度の時間で書き上げるのが一般的な原則とのことだ(1時間の会議であれば1時間で完成させる)。

入社当初は専門用語がわからないがために、書き上げるまで会議時間の3倍以上の時間がかかっていたが、近頃は1.5倍くらいの時間で書き終えることができるようになった。

毎週10個近くの会議をこなしているので、このスキルが土日の自分の時間を確保できるかを大きく左右するし、何より議論を理解できないと議事録は書けないので、議論を理解した上で、決定事項やToDoが頭の中に整理され、心理的にも穏やかな状態でいられる。

仕事をどれだけ積まれても「何を議論されているか理解できない」「何をすればいいかわからない」という時の不安に比べたら遥かにマシなのである。

 

こんな感じの生活でも5時半起きは死守しているので、睡眠時間が4時間台はザラ、6時間以上ぐっすり眠れた日は神に感謝して過ごすような毎日だ。

日々戦場ではあるが、実際に戦争に行って死に直面するわけではない。

ただ、生きるか死ぬかくらいの覚悟で仕事をしたいと思っている。

仕事がマンネリ化する前の楽しい時期ならではの状態だと思うので、数年くらいはこんな生活もアリだろう。

 

おしまい