一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

怒りの感情を鎮めるシンプルな思考法

今日のテーマは最近よく聞く、アンガーマネジメントです。

アンガーマネジメントとは、1970年代にアメリカで生まれたとされている怒りの感情と上手に付き合うための心理教育、心理トレーニングです(※日本アンガーマネジメント協会HPより)。

怒ってばかりいるよりは、怒らない人生を送ったほうが幸せなことは間違いありませんよね。この記事では、僕が普段実践している、怒りの感情を鎮めるための非常にシンプルな方法をお伝えします。

 

僕は、ここ数年ほとんどキレることは無くなりましたが、成人するくらいまでは本当に短気で周りと衝突することがしばしばでした。

社会人になり、ブラック労働環境でストレス耐性がついたのと、基本的に怒りっぽくない方が女性からモテる(怒る時は怒るのが大事だが)ことがわかり、人並みに感情が抑えられるようになったこともあるのですが、30歳を過ぎてからあることに気づきました。社会人経験を積んでいくに連れ、いろいろなバックグラウンドの人と公私ともに付き合う機会が増えましたが、そこにとある原則を発見したのです。

それは、

 

貧乏人は怒りっぽい

 

という原則です。

もう少し皮肉な言い方をすると、「怒りは貧乏人の娯楽」ということです。

 

SNSなどでも、常にカリカリしている人はいますが、そういう人で成功している人はいません。僕の勤め先のコールセンターに入ってくるクレームも、住所を見ると大体が貧困地域というから面白い。

成功者になる人は、自分の目の前の出来事にいちいち怒ったりはしません。怒ることによる経済的メリットがゼロということがわかっているからです。そんなことしている暇があったら、仕事を進めたり自己研鑽をしたりするほうが有益ということがわかっています。怒った直後は冷静な判断もできなくなり、仕事にも悪影響が及びますしね。

 

たとえば、国会議員の不倫騒動を見て、「けしからん!辞職すべきだ!」と感じた人はかなり危険だと思います。成功者は、全員「どうでもいい」と思っているはずです。政治家がプライベートでどんな恋愛をしようと、自分には関係ありませんからね。それで政治に影響があるとは僕は思いません。政治家には政治能力を問えばいいはずです。

 

まとめると、怒りそうになったら、

 

成功者はこんなことでは怒らない

 

と自分に言い聞かせて、怒りを鎮めましょう。

 

また、万一怒ってしまったら、

 

これでまた一歩成功者から遠ざかった

 

と自分を戒めてください。

 

いろいろな経営者の本などを読んだり、実際自分の勤めている会社の役員や若くして部長になっている人を見ていても、怒りっぽい人ってほとんどいないんですよね。

今日紹介した方法は明日から実践できる超シンプルな方法なので、参考になれば幸いです。

本日、電車で老人に理不尽に怒られて、危うくキレ返すところだった一匹狼がお送りしました。

 

 

おしまい