一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

完璧主義と完了主義

今日は帰宅してから2時間がっつり昼寝をしたので、頭がスッキリです。

今の部署に異動する前は慢性的に睡眠不足だったので、あの頃を思うと今は天国のような生活ができているなと思います。

 

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1.時事ネタピックアップ

 

菅内閣発足、第99代首相に選出
コロナ対策最優先、安倍路線継承

https://bit.ly/3hCKx4J

 

この人は、秋田から家出同然で上京し、ダンボール工場の工員からキャリアをスタートした政治家としては異色の苦労人なので、庶民としては好感が持てる人も多いだろう。

加えて、政策や閣僚人事の攻めと守りのバランスもよさそうなので、長く続くような気がしている。

 

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2.本日の一匹狼語り

 

【完璧主義と完了主義】

本日の「一匹狼の好きな言葉」にも書いたが、僕がホリエモンのファンになるきっかけとなった『多動力』から、「完了主義」を紹介したい。

 

 

本書の中で、完了主義は完璧主義の対義で使われていて、目の前の仕事をサクサク終わらせ、一度終えた仕事には戻らない考え方を指す。

すべての仕事で100点を取ろうとすると、精神的に追い込まれてしまい、すぐに息切れするし、アウトプットの総量も減ってしまう。

一見矛盾しているようにも聞こえるが、たまに意識的に「手抜き」をすることで、膨大な仕事を処理できるのだ。

 

元々日本人は、「すべての仕事に全力投球すべきだ」と、幼い頃は親や学校、そして成人してからは職場の上司から教えられることが多い。

僕もその例に漏れず、割と性格的には完璧主義なところがあり、大学受験の英単語は出題頻度の低い類義語や対義語などもすべて覚えなければ気が済まなかったし、会社に入ってからは報告書の細かい体裁や誤字脱字を何回も確認していたし、いまだに読んでいる本のわからないところをしつこくネットで調べたり、ブログの文章構成に延々と悩んだりして貴重な時間を浪費してしまうことがある。

そういう時に、意識的にこの完了主義の存在を思い出し、自分の中で80点と思えたタイミングで、次のやるべきことに移るようにしている。

完璧主義のコストは大きく、その割に得られるものは少ない。出題頻度の低い英単語を覚えるより、頻出の文法や読解問題を解く練習をした方がいいだろうし、報告書の細かい体裁なんて自己満足の世界だ。本についても、わからないところは読み飛ばしながら何冊も読んだ方が知識の総量は増えるはずだし、ブログについてもそこまで完成度に違いはないはずなのだ。

 

有名な「パレートの法則」にもあるように、仕事を100点に持っていくために必要な労力や時間が100かかるとしたら、80点の仕事にかかる労力は20で済む。

同じ100の労力・時間を使うなら、100点の仕事を一つだけ完成させるよりも、80点の仕事を5つ終わらせることができれば仕事の総量は400点となる。

そうして、次々と仕事を完了させていく方が、圧倒的に効率的な生き方であり、完璧主義の人間との差がついていくことになるだろう。

 

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3.一匹狼の好きな言葉 

 

【一度手をつけたものは、「完了」することを心がける】

仕事が遅かったり、仕事に忙殺されてしまっている人は、「仕事はすべて100点を取らなくてはいけない」という自己満足を、かなぐり捨ててみよう。「完璧主義者」は、何度もやり直し、一つの仕事にアリ地獄のようにハマってしまう。目指すべきは、完璧ではなく、完了だ。目の前の仕事をサクサク終わらせ、次に行く。そして前の仕事には戻らない。「完了主義者」こそ、大量のプロジェクトを動かすことができる。

──堀江貴文『多動力』より

 

 

 

おしまい