一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

勉強本ブームで得たもの

こんばんは。 

今日は何回もタッチの差で電車に乗り遅れて、ツイていない一日でした。

4連休は新規は1アポのみで、勉強・読書をがんばりたいと思っています。

 

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1.時事ネタピックアップ

 

東大が中国勢より下位に…上海の研究者が見た、大学ランキング・日本「一人負け」の原因

https://bit.ly/32JliJS

 

本当に日本の学生は勉強しないからなぁ・・。自分の場合は、大学受験並みとはもちろん言わないけど、それなりに勉強はしている自負があったので、その知識が社会に出てから様々な場面で生きることはいまだに多い。一人負けしている日本で一人勝ちするために、さあ勉強しよう。

 

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2.本日の一匹狼語り

 

【勉強本ブームで得たもの】

今日、家の本棚を整理していたら、大量の「勉強本」が出てきた。

それらを久々に見て、2007年から2012年頃までの間、ビジネス書界隈では多くの勉強本が出版され、一種のブームになっていたことを思い出した。

学生の頃からビジネス書のブームには乗る方であった僕は、次々と出版される勉強本を購入しては、知識を蓄えていき、勉強法マニアとなっていったのだ。

 

当時の勉強法ブームの火付け役となった以下の書籍については、今の30代以上の社会人の方ならば、書店に平積みに置かれていた記憶があるのではないかだろうか。

勝間和代『年収10倍アップ勉強法』『無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法』(いずれも2007年発売)

古市幸雄『「1日30分」を続けなさい!』(2007年発売)

茂木健一郎『脳を活かす勉強法 奇跡の「強化学習」』(2007年発売)

 

さて、このブームの背景だが、2007年頃からなぜ多くの勉強本が出版されたかと言うと、その理由は「不況」が原因ではないかと思われる。

前年の2006年にアメリカで住宅バブルが弾け、サブプライム問題が表面化し、その後のリーマンショック、世界的な金融危機に陥ったのは皆さまご存じのとおりである。その影響を受け日本の景気も大きく後退し、社会不安が広がった時期であった。

そんな時、自分が生き残るために何をすればいいか?と多くのサラリーマンが考えて、手っ取り早く始められるのが「勉強」ということになるわけである。

 

当時、僕自身も、ちょうど大学を卒業し、社会人になったばかりの年頃であった。

初期の記事に書いたように、社内でもスーパーブラック部署に配属された僕は、精神的に不安定になり、退職寸前であったが、なんとかして「違う自分」になるために、そして仕事から逃げるように、土日もハードに勉強をしていたことを思い出す(結局「違う自分」なんてものにはなれなかったのだけど)。

 

勉強本を非常にたくさん読んだ経験で言うと、著者の属性や経験によって語られる内容も大きく異なってくるので、たまたま手に取った一冊を鵜呑みにするのは大変危険である(著者の勉強経験をベースに語られるので当然と言えば当然である)。

参考にすべきは、①自分の属性・経験に近い著者の本②多くの本に共通して書かれているエッセンスである。

僕は平日は深夜まで働いていたので、仕事をしながら司法試験や公認会計士などの難関資格に受かった著者の本を中心に読みながら、それ以外の多くの本でも共通して語られていること(早朝に勉強する、スキマ時間で勉強する、場所を選ばずに勉強する、過去問は早めに説き始める、わからないところがあっても読み進めるなど)をノートにまとめ実践していた。

 

特に、細切れの時間を大切にする習慣はこの頃に完全に身についたと思う。

学生ですら取得が難しい難関資格に働きながら合格した著者たちの「1秒たりとも無駄にしない」という姿勢は多いに学ぶべきものがあった。

現在は、勉強に限らず、ブログの文章を書いたり、女子にメールを返信したりする時間に充てたりもしているが、毎日発生する大量のスキマ時間を有効活用することを常に意識して過ごしている。

 

最終的に目指すべき姿は「寝ている時と酒を飲んでいるとき以外、常に動く」(Byホリエモン)という生き方だ。この境地にはまだ至っていないが・・。

そのために、

・スキマ時間を1秒たりとも無駄にしない

・完璧主義ではなく完了主義で仕事をさばく

という姿勢を常に意識し、インプット・アウトプットの総量を増やしていきたい。

 

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3.一匹狼の好きな言葉 

 

【「すべてが自己責任」ととらえて行動する】

弱者から抜け出し自由や成功を手に入れるには、「すべてが自己責任」ととらえて行動することです。

進学する・しないは自己責任、就職できる・できないも自己責任、収入が多い・少ないも自己責任、リストラに遭う・遭わないも自己責任、成功する・しないももちろん自己責任。

そう考えれば、自分がやるべきことを自分で考えますし、未来を予測し、さまざまなリスクに対しても自ら備えようとします。

──午堂登紀雄『孤独をたのしむ力』より

 

 

 

おしまい