一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

肉体・精神・知能を極限まで鍛える

自分自身の価値を維持し高めていくために、ワタクシは肉体・精神・知能の3つを日々極限まで鍛えたいと思っている。

なんとなく社会生活を営むだけであれば、こうした努力をせずとも生命の維持は可能である。

家と会社の往復の毎日で、仕事は上司の言いなり、家に帰ってからストロングチューハイとジャンクフードをつまみながらテレビを観るのが数少ない楽しみで、もちろん彼女もおらず土日はお気に入りのAVでオナニーして過ごす生活でよければ、何の努力も不要だ。

努力は各人の影響の輪の問題であるから、他人に代わりにやってもらうことはできない。自分で計画立案し、自分で実行しなければならないのである。

 

肉体

身体によいものを食べ、十分な睡眠を取り、定期的に運動する。これだけだ。

食事は基本的には以前紹介した一匹狼メシ、ワタクシは常時不眠気味なのだが7時間以上の睡眠を目指し、週2〜3回は運動するように心がけている。

継続するという意味で理想的なのは、自宅にいながら気軽にできて、持久力・柔軟性・筋力の3つを伸ばせる運動習慣を組むことだ。

ランニング・ストレッチ・自重筋トレならわざわざジムに出かけて行かなくても自宅で実行可能だ。

運動を妨げる要因(疲れた・眠たい・時間がない)に屈せず、計画的に運動を実行すると、自信がつき、自分に対する評価や自尊心にもつながる。

 

精神

精神は人間の核であり、メンタルを強化し何事にも動じない心を作ることは、長い人生を生きていくうえで非常に大切である。

ワタクシも若かりし頃はメンタルが安定せず、いかに自分が恵まれた人生であるかに気づくこともなく、無為に悩んだ日々を過ごしたことがあった。

最近は、1日の初めに手帳を開き、1日の終わりに日記を書くようにしている。

手帳は『7つの習慣手帳』を活用し、価値観や目標など全てこの手帳を眺めるとわかるようにしている。

日記はモレスキン、ボールペンはサラサグランドを愛用している。やや値段が張るが、文房具に拘るとテンションが上がる。

 

知能

知能を高めることで、自分の頭で考え、自分の言葉で表現できる人間になる。

すなわち、ネットやマスメディア・取るに足らない知人たちにもたらされる情報に惑わされることなく、自分の信念を貫けるようになるということだ。

知能を鍛えるには、情報のインプット・アウトプットのバランスが大事である。

まずインプットについては、ほとんどの人は、学校教育で知能を伸ばしていくが、大学受験が終わったタイミングで勉強をやめてしまう。

社会人こそ本を読むべきである。本を読む習慣がある人はほんのひと握りで、特に古典的名著や偉人の自伝を読んだり、リベラルアーツと呼ばれるものだったり、自分の仕事に関わらない分野の知識を広げようと努力する人は非常に少ない。

本には著者の人生の叡智が詰まっていて、一冊読むことでその人生を追体験できるものだ。それをたった1,500円かそこらで買えるのだから、これを活用しない手はない。

アウトプットに関しては、文章を毎日書くことをオススメする。今はSNSやブログで気軽に発信できる時代になった。文章を書く習慣がある人はとても少ない。文章を書くメリットは、自身の知識や思考を整理し、論理的に説明する訓練になるところだ。

 

まとめ

戦闘機乗りは、どんなに多くの味方がいてくれても、最後にたよるものは、自分以外にはない。このように考えて、私は、自分の精神、智能、体力をその極限と思われるところまで、鍛えに鍛えてみた。それは、辛いことであったが、こうしなければ私は空中戦に勝ち抜くことができないと思ったからだ。

これは私の大好きな伝説の零戦パイロットの坂井三郎氏の言葉だ。

あなたが人生という長丁場の戦場を生き抜くために、肉体・精神・知能を高める努力を、毎日最低1時間とることを勧めたい。

1日のうちのわずか1時間を自分を磨くことに使うだけで、自分自身の価値を大きく高めていくことができるはずだ。

ワタクシはこうした努力を毎日自分の限界まで行い、クタクタになって倒れこむように眠りにつきたいと思っている。

今日が人生最後の1日になっても後悔しないよう、目の前の1分1秒の努力を惜しみたくないのだ。

 

おしまい