一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

不安になる暇があったら動く

世間はGWである。久々に行動制限が求められない大型連休となっている。

都内はどこに行ってもすごい人出のようだ。私は人混みが大嫌いなので、こういう時に少し出かけただけでもヘトヘトになってしまう。

だから、こういう他人が遊んで浮かれている時こそ、家でシコシコ隠れて勉強するに限るのだ。

 

予想通り、今目指しているFP1級試験は、昨年合格した宅建士試験とはレベルが二段階くらい違う上、準備期間が半分以下(約半年)という割とハードな闘いに挑んでいる。無論、金融は僕の専門分野でもない。時折、「ああ、絶対受からないな」と絶望的な気持ちになることもある。

 

しかし、今自分にできることはシンプルで、それは「勉強をすること」だけである。大丈夫だろうかと不安に思ったところで、問題が解けるようには決してならない。逆に、余計な不安感があると目の前のテキスト・問題に集中できなくなる。

結局、可能な限りの時間を投下して勉強をし、できないことを一つ一つ減らしていくしかないのである。

 

勉強以外の悩みであればそうはいかないかもしれない。自分や家族が不治の病に苦しんでいたり、ロシアが突然住んでいる街に攻め込んできてシェルターで怯えていたり、そうした自分ではどうにもできない問題であれば悩まずにはいられないだろう。

だが、幸い勉強というものは先に書いたとおり自己完結できる問題なのだから、粛々と毎日努力を続けるしかないのである。

これは勉強に限った話ではなく、自分の努力でなんとかできる種類の問題であれば、頭を抱えて悩んでいる暇があったら少しでも状況が改善するように今すぐ動くべきなのだ。

 

おしまい