一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

10年で様変わりしたストリートナンパ

なんやかんやで「ナンパ」というものを始めてから15年くらい経った。

細く長くというスタンスで、かつ特定のコミュニティやクラスタなどに所属してこなかったからこそ継続できているのかなーと思う。他人と比較すると何事もキツいから。

 

15年も界隈を見て来ると、かなりナンパ(特にストリート)をする環境というものが変わってきた気がする。そんなことを最近ひしひしと感じている。

10年くらい前までは、街全体で(特に週末なんかは)女性に気軽に声をかけてOKな雰囲気が漂っていたように思う。

実際、銀座で10分近く平行トークしてバンゲしたり、新宿駅のホームで電車を待ってる時に粘ってLINEゲットできたり、どちらもとらえ方次第では迷惑行為のはずだが、女性も今ほど街で急に話しかけてくる男に対して警戒心がなかったように思う。

最近は警察・警備員が本来犯罪に当たらないはずのナンパ行為に対してかなり目を光らせているようだし、そもそも女性のナンパ許容度が下がっているような気がする。

 

個人的に、ここ5年くらいで起きた以下のような要因が影響を与えているのではないかと思う。あくまで推測ですが、ある程度真実かと。

 

RNAの塾長逮捕事件

RNA(リアルナンパアカデミー)というナンパ塾の塾長がナンパした女性を集団で酩酊させ性的暴行を加えたとして2018年に逮捕された事件。芋づる式に塾長が逮捕され、これを機にナンパに対する世間の風当たりが強くなったと一般的に言われている。

 

SNSの発達による迷惑ナンパの増加

SNSが発達し、本来アンダーグラウンドだった「ナンパ」という行為がメジャー化し、ここ数年でナンパクラスタがあちこちに発生し、ツイッター等でその成果をアピールしている。一部のクラスタでは、正三(男2→女1)ナンパやパワギラ系ナンパ、ローラーナンパなどが推奨され、そうした一部のプレイヤーの迷惑行為により、女性のナンパへのイメージが悪化している。あの公家シンジさんとかのアングラ感が良かったんだけどね。

 

マッチングアプリの発達

以前は社会人にもなると、社内恋愛や合コン以外での出会いがほとんどなかったため、バー・クラブ、そしてストリート等での出会いも、出会いの一形態として許容されていた(と思われる)。しかし、ここ5年ほどでマッチングアプリが市民権を得て、手軽な出会いのツールになってしまったため、わざわざ街で声をかけてきたどこの馬の骨かわからない男と関係を持つ必要はないと女性側は思っている。

 

思い出補正ならびに私自身が老け込んで女子の反応が悪くなっただけかもしれない。

でも、長期的な傾向的として、どんどんナンパしづらい世の中になりそうだよなぁー。悲しい。

 

おしまい