一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

人生の小問題について

私の大好きなD・カーネギーの『道は開ける』

道は開ける 文庫版

もう何十回と読んできたが、悩み解決系の自己啓発書の中では、私の中で圧倒的No.1。

ハードカバー・文庫版・Kindle版と全部保有している。

紙の本をたまにパラパラとめくるだけでも勇気をもらえる。

 

本書の『悩みの習慣を早期に断つ方法』の一つとして「小事にこだわるには人生はあまりにも短い」という言葉が引用されている。

英国の政治家で首相を2期務めたディズレーリさんの言葉らしいです。

 

たしかに、人生には大問題(致命的な問題)と小問題(些細な問題)がある。

大問題とはすなわち、生死に関わってくるような話、たとえば乗ってる飛行機が今まさに落ちそうとか夜道で通り魔に襲われているみたいな絶対絶命な状況。もしくは、自分や家族の健康上・生活上の重大な話、たとえば末期がんなど不治の病にかかったとか交通事故で下半身付随になったとか、そのレベルだ。あと、強いて言えば、仕事をクビになるくらいの話はギリギリ入れてもいいかもしれない。

 

そう考えれば、普段私たちが抱くような、恋人とうまくいかないとか、会社で出世できないとか、金がなかなか貯まらないとか、そんな話は取るに足らないレベルのつまらない話である。少し経てばきれいさっぱり忘れているだろう。

人間って何かしら現状に悩み・不満を探すようにできていて、そういう取るに足らないレベルの悩みをクヨクヨクヨクヨし続けることでいつの間にかうつ病とかになっちゃうんだよね。

なので、客観的に今悩んでいることが自分や家族の命・健康に影響あるかみたいなことを考えて、心安らかに生きていきたいものである。

 

しばらく、枕元に置いて寝ます。

あと村上春樹の短編小説ね。

忙しく疲れる毎日には癒しが必要です。

 

おしまい