一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

自己啓発書・ビジネス書を読んでも身につかない理由

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今日は、自戒の意味を込めた記事である。

 

先日「レバレッジメモ」を再作成しているということを書いた。

レバレッジメモ」は簡単に言うと、自分なりに自己啓発書・ビジネス書を抜粋したオリジナルの読書ノートなのだが、これを作りながら、自己啓発書・ビジネス書を読んでも身につかない(=望む効果が出ない)理由は、本に書かれていることを「実践しないこと」の一点に尽きるかなと思った。

 

何を当たり前のことをと思われるだろうが、まずは実践をしないと何も始まらない。

そして、実践ができない理由は「内容を覚えていないから」である。

めちゃくちゃシンプルなロジックですよね。

 

逆算をしていくと、本の内容を覚える→実践する(習慣化する)→結果が出るという流れになるので、まずは本に書かれている内容を覚えないといけない。

暗記する必要はないが、具体的な状況に置かれた時に反射的に本から学んだ内容が出てくるくらいには血肉にしておかないと意味がないと言える。

この点、D・カーネギーの『道を開ける』だけは、各章の見出しを諳んじることができるくらいには覚えているのだが、それ以外の本は何度も読み返した本でも、メモを見てはじめて「そんなことも書いてあったな」と思い出すくらいで、せいぜい人間の記憶などその程度なのである。

 

逆に、「オリジナルの読書ノートを作りひたすら読み返す」という、たったそれだけのことをやるだけで、将来的に得られるリターンは全く違うものになると思う。

こんな当たり前すぎる話はつまらないのだが、99.9%の人間が当たり前のことができないので、凡人のまま変わらないということも言える。

私の場合、レバレッジメモを以前作ったまではいいものの、結局10~20回くらいしか読み返していなかったので、初版作成から数年経った今、8~9割型は記憶から欠落してしまっている。

 

幸い、私は習慣化については割と得意なのである。

何かとセンスがない分、根気・根性というものには自信がある。

ブログを5年以上毎日更新していることをはじめ、新聞・ニュースを必ず朝晩チェックすること、毎朝手帳に書き記した決意のリストを見ること、毎晩日記を書くことなど、習慣化できていることは多い。

私のレバレッジメモは既に15万字程度に達しており、新書2冊分程度の文字数となっている。Wordで100ページを既に超えており、2in1・両面で印刷して手元に置いているのだが、流石にこの分量を毎日見返すのは難しいと思うので、毎週末に1回読むくらいの習慣は身につけていきたい。

このことが、新しい本を読むより、よっぽど有益だと思うからだ。

 

おしまい