今日は引越しについて語りたいと思う。
僕は昔ながらの日系大企業勤務なので、数年に一度転勤を命ぜられ、それに伴って引越しをしている。
今は東京に住んでいるのだが、それ以外の土地でもいくつか暮らしたことがあるし、都内でも数回の引越しを経験している。
女子、特にいわゆる一般職・事務職の女子と話していると、「転勤大変ですね〜」と同情されることが多い。
いやいや、とんでもない。僕は引越しが大好きなのである。
住環境が変わることが一番の気分転換になるからだ。
引越しをすることで、強制的に今までの環境ががらっと一変する。
慣れた環境ではどうしても今までと同じような生活や思考に留まりがちになり、人生がマンネリ化するのだ。
引越しのメリット
まず、引越しをすることによって得られるメリットを考えてみたいと思う。
人間関係を一掃できる
人間関係は流動的でいい。
「昔の友達を大事にせよ」と両親から言われてきたが、そんなことして得をしたことが一度もないし、価値観の合わない人間は即断捨離でいいと常に思っている。
関連記事:古い人間関係を迷わず断捨離する
それでもなかなか関係が切りにくい人間もいるだろう。
そんな時は、土地を移動することで強制的に人間関係を整理することができる。
ま、一番は女関係を整理するいい機会となっている笑。
断捨離ができる
人間関係だけでなく、物についても整理するいい機会になる。
引っ越す時には必ず「これ本当に必要か?」って物がたくさん出てくる。
なので断捨離がはかどる。
僕は引越しのたびに断捨離しまくるので、家に物が全然ない。
断捨離のおかげで身軽なのである。
一から自分の部屋が作れる
何年も同じ部屋で生活をしていると、最初は「この部屋最強だな」とワクワクしていた部屋に飽きてくる。
引越しを契機に低層階から高層階に住んでみたり、新しい間取りで新しい家具を買ったり、一から自分の部屋を作り上げる作業は非常に楽しい。
環境の変化に強くなる
2~3年周期で引越していると、めちゃくちゃ環境の変化に強くなる。
中年になってから初の転勤を迎え、単身赴任となり、心身の調子を崩すみたいな話を聞くことがある。
若いうちに一人で引越しをしまくっておくと、メンタルが鍛えられ孤独に耐えられる、というか、孤独がむしろ好きになる笑。
人間としての心の成長にもつながるところがあるんです。
環境が変わって気分転換になる
引っ越すことで、住む街の景色や雰囲気、近隣の住民が変わる。
引っ越してから数ヶ月の間は、外に出かければ見たことのない景色ばかりで、どこに行くのにもワクワクする。
新しい街で新しい住居に住み、新たな仕事をしながら新しい人間関係を作る。引越しは最高の気分転換になるのです。
引越しのデメリット
メリットに比べれば大したものではないが、引っ越しをすることによって生じるデメリットも一応見ておきます。
費用がかかる
引越し代・敷金礼金・仲介手数料など一般的な目安として、借りようと考えている物件の4~5か月分の家賃が最初にかかる。
ただ、これを回避する方法として、全国転勤の会社に勤めるという裏技がある。
この場合、上記はすべて会社負担になるはずである。
転勤ありの会社は人気が劣ることも多いので、募集も転勤なしの会社より多く目にする。
引越し好きの方は思い切って転職してみてはいかがだろうか。
引越し前後の手続きが面倒
物件探し、賃貸の契約から、ライフラインの手続き、各種役場や会社への事務手続きなど、引越し前後の1ヶ月間はバタバタして負担がかかる。
物件選びを間違えると地獄
一度物件選びに失敗して非常に治安が悪い地域に住んだことがある。
1年くらいで引っ越したが、その家に住んでいるときは住環境が悪く地獄であった。
(マンションの前がゴミだらけ、住人が夜中に大騒ぎなど)
物件選びは物件そのもの以外にも、周辺の環境なども含めて時間をかけて慎重に選ぶことが重要である。
旅人気質の人は引越しが向いている
僕のように飽きっぽい、旅人気質の方は、定期的に引越しをすることがオススメ。
都道府県をまたぐような引越しであれば、転居とともに仕事も変えらければならないという方も多くなるだろうが、もしあなたが勤めているのが全国転勤の会社であれば、転居費用は会社負担で、手厚く住宅手当も支給されるはず。
何かと哀れな目で見られがちな転勤族ではあるが、僕にとっては逆に期間限定で知らない土地に住めるのが最高だなーといつも思う。
一度きりの人生、どんどん引っ越さないと損。
いろいろな街に住むと、周辺も含めて詳しい土地がどんどん増えて楽しいものだ。
だから、僕は自分の家を買うということにはまったく興味がない。
その土地がどうなるかわからないし、人口減少の時代、空き家はどんどん増えていくはずだから、欲しくなった時に考えればいい。
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おしまい