一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

「悪口と愚痴を言わない」というシンプルで効果ある習慣

「他人の悪口と愚痴を言わない」という習慣は、僕が毎日書いている日記帳の1ページ目にデカデカと書き、毎日見返して実践を試みている。

おそらく、これは対人関係のコミュニケーション術において、最もシンプルで効果があり、最も実践が難しいことではないかと思っている。

どんなに意識していても、つい誰かの悪口を言ったり、愚痴をこぼしてしまうことがある。特に、僕の場合は酒が入ると危ない。だから、会社の飲み会では深酒は絶対にしないようにしている。ポロッとつまらないことを言ってしまった翌日は死ぬほど後悔する。余計なことを言わないスキルはサラリーマンにとって、一番と言っていいほど重要なスキルだ。

 

他人の欠点を批判したいという気持ちは、仕事でもプライベートにおけるシーンでもしばしば起きる。仮に言ったその時は一時的に満足して気持ちよくなることができる。ただ、そこから得るものは何もない。赤提灯で飲んでいるサラリーマンをみればよくわかる。しかし、もし悪口や愚痴の対象となっている人物の耳に入るようなことがあれば、逆恨みをされ、どこかで足元をすくわれるかもしれない。

ベンジャミン・フランクリン曰く、「人を批評したり、非難したり、小言を言ったりするんことは、どんな馬鹿者でもできる。そして、馬鹿者に限ってそれをしたがるものだ。」。そのとおりだと思う。

悪口や愚痴は日記に書いてしまっておくのがオススメだ。外の世界に漏らさずに内省しよう。日記帳は会社の後輩のように相槌はうってくれない。その悪口や愚痴が実は不当なものだったりすることに気づいたりもできる。毎日数分でいいので時間を取って内省する時間を取ろう。

 

他人を変えることは難しい。他人を矯正するよりも、自分を直す方がよっぽど簡単だし、生産的で効果も実感しやすい。アドラー心理学の「課題の分離」の話を思い出そう。

関連記事:職場の悩みに効く「課題の分離」(byアドラー心理学)

 

人を動かす原則①
批判も非難もしない。苦情も言わない。

 

人を動かす 新装版

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 おしまい